舌の人が義とされる

ヨブ11:2「ことば数が多ければ、言い返しがないであろうか。舌の人が義とされるのだろうか」
しゃべらない人は自己主張が少なく、肝心なことでも寡黙を通すことがあります。そんな人がバカを見ることは社会では往々にしてあることでしょうが、問題は周りにいる人たちにあると言えます。どれだけ人を大切に思っているかは、主張があるないにかかわらずその人を尊敬ができるかどうかにかかっていると思います。主の声を直接聞くことはできませんが、主の存在を奇跡のような超自然的なものだけに頼るのもいかがでしょうか?主のことばを聞きたければ聖書と向かい合えばいいでしょう。神は人に膨大なことばを残してくださいました。神は人の声が聞こえず、祈っても答 えられないお方ではありません。ただ、自分の都合ばかりを神に頼み、肝心のみ言葉に答えを聞こうとしない姿勢は問題です。逆に人が言葉を多くして、人の心を惑わすことも主のみこころではありません。ツォファルが訴えるように「舌の人が義とされる」ようになる要因は、人が神のことばに耳を傾けていないからではないでしょうか?