おしえとあかしに尋ねなければならない

イザ8:20「おしえとあかしに尋ねなければならない。もし、このことばに従って語らなければ、その人には夜明けがない」
占い、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者はすべて禁じられています(申18:10-11)。「おしえ」はヘブル語では「towrah(トラー)」となっており、律法のことを指しています。あかしはもちろん英語の「testimony」のことです。本来この2つで信仰を確立させるべきですが、人はどうしても目に見えない神と対峙するときに不安になり、目に見えるものに置き換えようとします。神はそのことを理解していたのか、預言者を立てることにより神の意志を伝え、意思統一ができるようにされていました。それでもサウ ルは夢でも、ウリムでも、預言者でも答えを得ることができなかったので(1サム28:6)、女霊媒師に頼るようになりました(1サム28:8)。サウルを見て笑うことはできません。クリスチャンでも同様な誘惑に陥るからです。夢や聖霊が語られたというのはもっともらしいですが、気を付けないと間違った方向に行く可能性があります。見えないものを見えるといった瞬間に何かがおかしくなってしまうのです。