失われていた者が来て

イザ27:13「その日、大きな角笛が鳴り渡り、アッシリヤの地に失われていた者や、エジプトの地に散らされていた者たちが来て、エルサレムの聖なる山で、主を礼拝する」
「角笛」と「ラッパ」は役割が違っています。新約では「角笛」は登場しません。黙示録の有名な7つのラッパもギリシャ語「salpigx(サルピッグス)」が使われています(黙8-11章)。ラッパはおもに、集合や(レビ23」24)、進撃(民10:8)などの民の合図に使われ、それに比べ角笛は主が臨在されていることを知らせるための注意喚起のような役割をしていました(出19:16など)。その日アッシリアやエジプトに散らされていた者というのは、失われた10士族のことだと思います。現在でも中国やインド、ミャンマーなどにユ ダヤ人の末裔と名乗る人たちがいて、DNA鑑定にて、(YAP遺伝子の調査)である部族は故郷を捨ててイスラエル帰化しています(2012年フランス通信社)。21世紀になり、情報網の発達で世界中のユダヤ人だと思われる人が発見されつつあります。彼らはまだ、ルーツを知っただけで、集められる本当の目的を知りません。イザヤの預言によるなら、集められる失われた支族の最終目的は主を礼拝することです。