神をだれになぞらえ

イザ40:18「あなたがたは、神をだれになぞらえ、神をどんな似姿に似せようとするのか」
キリスト教初期は偶像を警戒していたようですが(1コリ10:14など)、年月が流れるうちに徐々にその戒めもゆるくなってきています。中世では絵画にキリストを描き飾ることは許されていましたが、それを立体化することは認められていませんでした。2DならOKで3Dならダメという感じです。しかし、やがてキリストの像や聖者の像などが作られるようになり、カトリックでは今でもマリヤ、キリストの像が教会の目立つところに立てられ、信者はそれに向かって十字を切ったり、拝んだりしています。個人的には車にステッカーを貼ったり、十字架のアクセサリーを持つことも賛同しかねます。そのぐらいなら…と思われるかもしれませんが、どこで線を引くかは個人の信仰次第だと思います。天を指しても、地を 指しても誓ってはならないと言われたイエス様は、そのほかのどの絵画であろうが、像であろうがそれに向かったり、見ながら祈ることは禁じられたはずです(マタ5:35)。十字架を握って祈っても、十字架が目に見える頼るべきものだと人の心にあるなら、それは偶像礼拝なのです。