ぶどうを取り集めた者がそれを飲む

イザ62:9「取り入れをした者がそれを食べて、主をほめたたえ、ぶどうを取り集めた者が、わたしの聖所の庭で、それを飲む」
エルサレムの緯度はだいたい日本の鹿児島あたりで、雨量も少なくイスラエルの南部は聖書にも多く出てくるネゲブで砂漠地帯です。ユダヤ人は1900年代に入り、ロスチャイルドの購入したパレスチナの土地に移住が始まりました。当初は購入した土地のほとんどが農地だったために、彼らは作物を作らざる得ませんでした。イスラエル建国後ユダヤ人たちが本格的に農業に着手します。日本の農水省が把握しているイスラエルの農業は輸出過多の、貿易黒字を出す国となっています(2015年農水省)。建国20年後には農産物の輸出国になったイスラエルは、ハイテク農技術を駆使して、降雨量の少なさをカバーしています。また、ロスチャイルドが創立したカーメル・ワイナリーやゴラン高原のワイナリーでは、上質の ワインが取れ世界的にも高評価を得ています。イザヤに書かれている「ぶどうを取り集めた者が…それを飲む」はすでに実現しています。あとは「わたしの聖所で」という部分が未完成となっているだけです。イスラエルは戦争ばかりしている国ではないのです。