イエスのあかしを保っている者たち

黙12:17「すると、竜は女に対して激しく怒り、女の子孫の残りの者、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを保っている者たちと戦おうとして出て行った」
エス様が70人を町や村に遣わしたとき、「わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました(ルカ10:18)」と言われたことがあります。そうそうサタンが天から落ちることはないと思われるので、サタンが天から落ちたのは一回だけです。そうするとイエス様の言われた時点でサタンは地上に落ちているはずです。ヨハネの見ている幻では、サタンが天から落ちたのはミカエルとの戦いに敗れたためだということが分かります(7)。この戦いがいつなのかはわかりませんが、少なくともヨブの時代にはまだ天 にサタンが居残っていたことが書かれています(ヨブ1:6)。女の子孫とは、「イエスのあかしを保っている者たち」と書かれているので教会、もしくはクリスチャンのことだと思われます。この話は第7のラッパが吹かれ(11;15)、第3のわざわい(11:14)が来る間に書かれているものです。だとするなら、イエスのあかしを保っている者たちが地上に残っていなければ矛盾してしまいます。もし、携挙があってクリスチャンがすべていなくなっているならヨハネの見た幻はいったいいつ起きたことなのでしょうか?