新しいエルサレム

黙21:2「私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとを出て、天から下って来るのを見た」
ヨハネは新エルサレムが下ってくるのを、2回繰り返しています。おそらく「七つの鉢を持っていた七人の御使いのひとりが来た(9)」と書かれているのが、ヨハネが新エルサレムを目撃した経緯だと思います。どちらにしろ、12000スタディオンつまり2,220キロメートルとは、どでかいものが天から降りてきたものです。日本で言うなら札幌から那覇までの距離に匹敵します。アメリカならロサンゼルスからテキサス;ヒューストンまでになります。これが一辺ですから、現在のイスラエルの国土などはるかに小さいものになります。総面積 でいうなら世界7位のインドよりも大きいものです。そして気になるのは、門があり出入りができるのいうことです。「諸国の民が、都の光によって歩み、地の王たちはその栄光を携えて都に来る(24)」とあり、新エルサレムのまわりにも王たち、諸国の民がいるような書き方です。もう海はありません。おそらく太陽も月もないのでしょう(23)。新しい都には朽ちない衣を着た人たちが、眠ることも死ぬこともなく永遠に神を賛美し続けるのです。