諸国の民

黙20:8「地の四方にある諸国の民、すなわち、ゴグとマゴグを惑わすために出て行き、戦いのために彼らを召集する。彼らの数は海べの砂のようである」
サタンは底知れぬ所に投げ込まれ、諸国の民を惑わさないようにされています(3)。千年王国は黙示録だけに書かれており、イエスキリストを頂点として、あかしと神のことばとのゆえに苦しんだ人たち、また額や手に獣の刻印を押されなかった人たちが王となる国のことです(4)。地球には千年王国1国だけが存在するのではなく、「諸国の民」がその周りに存在していることを示唆しています。つまり、他の国や民も共存している千年間だと思われます。千年の後にサタンは解き放たれますが(7)、解き放たれるやいなや、諸国の民を惑 わし始めるのです。そしてあっという間に惑わされる人の数は海辺の砂ほどに膨れ上がります。この間にもキリストを信じる信仰が与えられた者には救いがあるのかもしれません。ついに「天から火が降って来て、彼らを焼き尽くした(9)」とあります。またサタン自身も火と硫黄との池に投げ込まれた…と書かれています。これが黙示録に書かれている最後の救いのチャンスです。その救いに預かることができるのはいのちの書に名前がある人たちだけです(15)。