わたし、イエスは

黙22:16「わたし、イエスは御使いを遣わして、諸教会について、これらのことをあなたがたにあかしした。わたしはダビデの根、また子孫、輝く明けの明星である」
今までの一人称の正体がここで明かされています。ヨハネはイエス様ご自身のことばとしてこれを書いているのです。新天地も都も、王なる御座もすべてイエス様のものです。そして、黙示録の最後には警告が書かれています。1つは「もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる(18)」というもので、もう1つは「この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる(19)」というもので す。加えても、引いてもいけない…つまり、ヨハネが記したそのままを伝えなければなりません。どんなに黙示録が難解で、理解不能であっても、そのままで受け入れることが読む人の義務です。イエス様は7つの封印が解かれたときにも、「ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます(5:5)」とあるように、登場しているのです。「ヒストリー」の語源「his story」は、イエス様のことであり、世界はイエス様によって造られ、イエス様によって完成するのです。