目をさましていなさい

マコ13:37「わたしがあなたがたに話していることは、すべての人に言っているのです。目をさましていなさい」
「目をさましていなさい」は、夜寝ないでいなさい、という意味ではなく、注意を怠らず警戒して周りを見張っていなさい…という意味です。「目をさましていなさい」の英語訳は「watch(KJV,NIV)」で、ギリシャ語「gregoreo(グレゴレオ)」は、「見る」という自動詞です。「すべての人」の中にはもちろん日本人も含まれています。イエス様は神を信じ、キリストを信じるすべての人に語りかけています。世界が終わり、神の子が雲に乗ってやってくる「その日、その時(32)」のことを示してます。しかし、それは天のみ使いでさえ知らないことだと、条件がついています(32)。 イエス様は多くのヒントを残されており、特に福音書の「小黙示」と呼ばれる章の中には、再臨までの大事なプロセスが書かれています(マタ24章、ルカ21章)。誰もが知りえないことですが、「人の子が来るのは、ノアの時と同じ(マタ23:37)」だともあります。その日は食事の最中だったり、婚礼の日だったりしたのです(マタ24:38)。何も変わったことのない1日が、世界の終わりだとするなら、気を抜かず目をさまして周りを見る必要があります。