ぶどう畑が買われるようになる

エレ32:15「まことに、イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。再びこの国で、家や、畑や、ぶどう畑が買われるようになるのだ』と」
70年後の捕囚開放の預言でしょうか?ユダヤ人が自分の土地を持ち、国家として成立するのは捕囚以降2400年待たなければなりませんでした。1894年のドレフュス事件以来、シオニズム運動の高まりとともに、ユダヤ人は自分の国家を建設しようと動き始めます。フランス・ロスチャイルドの財力により第二次世界大戦までに、パレスチナの土地を買収し続けてきました。決して、ユダヤ人は強引にパレスチナの土地へ侵入したのではなく、買った土地に移り住んだのです。最初の入植は農業中心に行われ、ユダヤ人の作る作物は世界中から買わ れました。現在でもイスラエルの農業はハイテクを駆使し、日本からも視察に来るほど高い水準を誇っています。彼らの土台となったのは「キブツ」と呼ばれる共同体で、完全自給自足で、現在では約270のキブツがあります。さらにイスラエルはスタートアップ国家としても、世界のトップクラスで、ヨーロッパ・中東ではドイツを抜いて2位の数を誇っています。イスラエル・ワインはその象徴的なもので、主の祝福のたまものです。