マタ24:22「もし、その日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、選ばれた者のために、その日数は少なくされます」
弟子たちがイエス様に質問したことは神殿崩壊のこと以外に「あなたの来られる時や世の終わり(3)」というものでした。黙示録によるならば、キリストの再臨（黙19章）と、この地上が新しくされるとき(黙21章)の間には1000年の時間差があります。「レフト・ビハインド」という小説以降、多くの人はクリスチャンは大患難の前に引き上げられると信じ始めました。それは「畑にふたりいると、ひとりは取られ、ひとりは残されます(40)」に通じ、また空中で生き残った者がキリストと出会う（1テサ4:17）という話と符合するからです。しかし、地上にはまだキリストを信じる選ばれた者が残っていることが書かれています。本当に何が起きるかはわかりませんが、主が人を用いて栄光を輝かせるという最初の目的は永遠に変わらないと思います。残された人がわずかでもいるのなら、その人たちに福音の宣べ伝えるのは誰なのでしょうか？全員が天に引き上げられるなら、たとえ一握りの救われる人のたましいが救われなくなってしまいます。
