木の実と畑の産物をふやす

エゼ36:30「わたしは木の実と畑の産物をふやす。それであなたがたは、諸国の民の間で二度とききんのためにそしりを受けることはない」
AD70年以降、ディアスポラが起きユダヤ人は散り散りになりました。それ以降、イスラエルという名前の国家は歴史上登場せず、唯一1948年にイスラエルが独立宣言をした国家がそれに当たります。数度の戦争を経て、現在では小競り合いはありますが、イスラエルが恐ろしい国で、行けば必ず戦争に巻き込まれるというイメージはありません。世界はユダヤ教イスラム教の対立から、イスラム教徒とその他の争いに流れが変わってきています。そのような中でイスラエルは着実に自国の経済の基盤を整え、国として成熟したものになろうとして います。農業はその1つに挙げられ、年間降雨量の少なさからアラブ人も諦めていた土地に、見事に農園を作り出しています。イスラエル産の果物は高値で取引され、イスラエルブランドのぶどう酒はすでに中レベルを超え、トマト、柑橘類など多くの農産物を自給自足し、輸出しています。それは奇跡というより、彼らの技術力と知識の豊富さが成せる業だといえるでしょう。神の選ばれた民は優秀で、賢く、知恵ある者たちなのです。