わたしの霊をあなたがたのうちに入れる

エゼ37:14「わたしがまた、わたしの霊をあなたがたのうちに入れると、あなたがたは生き返る。わたしは、あなたがたをあなたがたの地に住みつかせる。このとき、あなたがたは、主であるわたしがこれを語り、これを成し遂げたことを知ろう。―主の御告げ―」
多くの人がこの預言がイスラエルの回復の預言だと考えています。それは「イスラエルの地に連れて行く(12)」に起因していると思います。イスラエル建国は世界の情報が電信や新聞ですぐに伝わるようになったのも大切な要因です。1894年のドレフィス事件は、多くのユダヤ人に知れ渡り、シオニズム運動の原点になったとも言われています。またヒトラーホロコーストユダヤ人がイスラエルに向かう原動力になりま した。なによりも建国宣言の翌日に中東5か国と戦って、引き分け以上の成果を納めることなどあり得ないことです。それ以上に不思議なことはユダヤ人たちはイスラエルの建国と同時に、一部の人しか話せなかった古代ヘブル語、すなわち聖書に書かれているへブル語を公用語としたのです。2000年も使われていなかった言葉だけに「電話」とか「自動車」とかという単語を新しく作らなければなりませんでした。しかし、土地が与えられたのは「肉」が付いたに過ぎません。そこにいのちの源である「ことば」が復活したことこそ奇跡と呼べるのではないでしょうか。