水が良くなるからである

エゼ47:9「この川が流れて行く所はどこででも、そこに群がるあらゆる生物は生き、非常に多くの魚がいるようになる。この水が入ると、そこの水が良くなるからである。この川が入る所では、すべてのものが生きる」
イスラエルとヨルダンの国境はヨルダン川死海も両国にまたがっています。両国は世界でも干ばつの有名な場所で、雨量は例年6月から9月までゼロとなります。イスラエル逆浸透膜法という技術で海水淡水化に成功し、死海の水からでも淡水を作ることを可能にしました。しかし、死海は湖面沈下が進み、数十年で2分割され、最後には3分の1がなくなってしまうという危機に直面しています。2013年には、イスラエル、ヨルダン、パレスチナ自治区が合意し、紅海から死海へのパイプラインを引くことが計画されました。2015年この合意はさらに進化し、水の分配量まで決める案が出されました。イスラエルの技術があれば、海水であっても淡水化され生活水を確保し、農業が可能になります。死海の水は生き、200 5年以降イスラエルは国内の水の半分以上を淡水化の技術で得ています。干ばつの国が、水が有り余るほどの国に変えられ、イスラエルオスロ合意でパレスチナなどにも水を供給しています。また排水を灌漑に使う、水処理能力も世界第一位です。飲むことさえできない海水は、真水に変えられ畑にまかれ、人が生活できるようになり、多くの農作物を作り、イスラエルの祝福はまだまだ続くようです。