ゼカリヤ14章 オリーブ山の上に立つ

ゼカ14:4「その日、主の足は、エルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。オリーブ山は、その真ん中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができる。山の半分は北へ移り、他の半分は南へ移る 」
「オリーブ」はヘブル語で「zayith(ザイアス)」と言い、オリーブ山はまさしくイエス様が戻って来られる場所です(使1:11)。黙示録ではイエス様が戻って来られてから「第一の復活」があり(黙20:5)、千年王国となります(黙20:4)。千年王国の間も「諸国の民」は、引き続き存在しており、千年の終わりに惑わされることが書かれています(黙20:8)。「エルサレムは安らかに住む(11)」はイエス様の王国のことで、千年王国に従う諸国はエルサレムに礼拝するために上ってきます(16)。もし、これを怠るなら主が災害を下すことが預言されています(18)。黙示録では「第一の復活」のあとで「第二の死(黙20:14)」があり、第二の死が過ぎたら「新天地(黙21:1)」が始まり永遠に主を礼拝することになります(黙21:26)。ゼカリヤ では、黙示録のスケジュールの千年王国までが書かれているのだと思います。ゼカリヤの最期は「なべ」について述べられています(21)。「商人」がいなくなることから、なべは公平な測りや枡を象徴するものだと思われます。イエス様の支配する国では不正もなく、近隣諸国の民も唯一の神を信じ、平等で自由な本当の「平和」が訪れるのではないでしょうか。