出エジプト12章 寝ずの番をされた

出12:42「この夜、主は彼らをエジプトの国から連れ出すために、寝ずの番をされた。この夜こそ、イスラエル人はすべて、代々にわたり、主のために寝ずの番をするのである 」
「この夜」とは過ぎ越しの夜です。主がエジプトを行き巡られ、門柱に血がついていれば、その家は過ぎ越されます(23)。イエス様は弟子たちに、主が来られるときには目をさましていなさい(マタ24:42)と言われました。また十字架に架かる前に祈っているときに、弟子たちが眠っているのを見つけ「一時間でも、わたしといっしょに目をさましていることができなかったのか (マタ26:40)」と言われています。主にとってある「時」がとても意味ある重要な場合があります。十字架や再臨のときはまさしく神にとっても人にとっても転機になる大切なときです。これらに立ち会うことができれば幸いだと思います。そのためにも常に目をさましている必要があります。「寝ずの番」は徹夜をしてずっとイスラエルの民を見守っていてくださったことを意味します。次に主が来られるときは全世界が知ることになります。それが地球の裏側で起きていようとも、夜中だからといって寝ているわけにはいきません。おそらくイスラエルに戻って来られるイエス様を見るためには日本のクリスチャンは徹夜をしてその「時」を見守るのでしょう。全く寝ないことはできませんが、聖霊によって知らされるなら、その時は寝ずの番をして主を迎えるのです。