申命記14章 いっさい食べてはならない

申14:3「あなたは忌みきらうべきものを、いっさい食べてはならない」
大きく分けてひづめが分かれていることと、反芻することが食べられる条件です(6)。これに加えて「血」を食べてはいけません(レビ7:26)。さらにレビ記には「地に群生するもののうち、腹ではうもの、また四つ足で歩くもの、あるいは多くの足のあるもの(レビ11:42)」とあり、概して爬虫類のたぐいは食べられません。また「羽があって群生し四つ足で歩き回るもの(レビ11:20)」と昆虫類も食べられません。唯一、いなごとバッタは食べてもよいとされています(レビ11:22)。これほどはっきりした食べる規定は「コーシェル」と言い、現在でも守られています。しかし、クリスチャンはペテロの見た幻によって(使10:10-17) 、神は汚れた食べ物はないとされたと判断し、何でも食べます。聖いとされたひづめが2に分かれた動物は、どんな岩場でも踏ん張ることができます。反芻は胃に入った食べ物をもう一度かみ砕くことです。み言葉にとどまり、何度もみ言葉を頭に巡らす様子を動物に例えた神の知恵だと思います。