申命記33章 あなたの勝利の剣

申33:29「しあわせなイスラエルよ。だれがあなたのようであろう。主に救われた民。主はあなたを助ける盾、あなたの勝利の剣。あなたの敵はあなたにへつらい、あなたは彼らの背を踏みつける」
2018年で建国70周年を迎えるイスラエルで、5月14日(建国記念日)にテルアビブからエルサレムアメリカ大使館を移動すると発表がありました。イスラエル内にあるパレスチナは1988年に独立宣言をし、1993年にはパレスチナ自治政府が発足し、独立国として承認を国連に求めています。1つには難民はそれなりに生活が落ち着き始めているのと、もう1つには独立国となると、パスポート発行や通貨取引など、国交や貿易などで有利になるからです。2012年には国連の投票権は与えられませんでしたが、オブザーバーとして会議に出席できるようになりました。2016年までに136か国がパレスチナを国家として承認し、50か国が非承認しています。この50か国の中にアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本と大国が名前を連ねており、多数決でも常任理事の米、英、仏の反対で否決されてしまいます。パレスチナが落ち着くことは、イスラエルにとっては防衛ラインをイラン、イラクに集中すれば良いのでプラスなはずです。ともあれ、イスラエルが中東の最大戦力保持国であり、近隣の国は簡単に攻撃できないのは事実です。