ヨシュア4章 永久にイスラエル人の記念なのだ

ヨシュ4:7「あなたがたは彼らに言わなければならない。『ヨルダン川の水は、主の契約の箱の前でせきとめられた。箱がヨルダン川を渡るとき、ヨルダン川の水がせきとめられた。これらの石は永久にイスラエル人の記念なのだ。』」
過ぎ越しのときにも同じように伝えなければならない約束がありました。その時は「主がエジプトを打ったとき、主はエジプトにいたイスラエル人の家を過ぎ越され、私たちの家々を救ってくださったのだ(出12:27)」という文言でした。その後、出エジプトをしたイスラエル人は葦の海が分かれることを経験しましたが(出14:21)、経験した人は死に絶え今回ヨルダン川を渡る者はすべて聞き伝えにその奇跡を知る人たちだったのです。石は背負わなけ ればならないほどの大きさで(5)、遠くから見てもわかるほどだったと思われます。2度も水をせき止めたにも関わらず、イスラエルを救った神の御業が記憶から消えることは考えられます。奇跡が大きければ大きいほど、語り継がれるうちに神話や伝説のようになっていくのでしょう。しかし、聖書に書かれていることが事実なのは歴史が証明しています。