ヨシュア6章 そのうわさは地にあまねく広まった

ヨシュ6:27「主がヨシュアとともにおられたので、そのうわさは地にあまねく広まった」
ヨルダン川がせき止められる奇跡はあっという間に近隣に広まりました(5:1)。それはイスラエルが斥候を遣わしたように(2:1)、周りの国々も密かにイスラエルがどういう行動をするかを見張っていたからだと思います。ヨシュアは抜身の剣を持つ天使(おそらくミカエル)にくつを脱げと言われ(5:15)、それはモーセも主の前で経験したことです(出3:5)。また「血の花婿事件(出4:25)」のように、割礼が問題視されています(5:7)。モーセが歩んできた道をたどってヨシュアはいよいよ約束の地に入りました。近隣国はエリコとどうやって戦うかをしっかり見極めようとしたはずです。しかし、イスラエルのやったこと は、城壁を回ることだけでした(13-21)。40年前の葦の海が割れたこと(出14:22)は記憶にあり、少し前にヨルダン川はせき止められ(3:17)、今度はエリコの壁を崩しました。またもイスラエルの神が奇跡を起こし、イスラエルが勝利した…と、さらなる恐怖が近隣国を襲うのです。。