ヨシュア14章 主があの日に約束された

ヨシュ14:20「どうか今、主があの日に約束されたこの山地を私に与えてください。あの日、あなたが聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があったのです。主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう」
ユダ族のカレブは(民13:6)「あの日」のことをヨシュアに訴えています。「あの日」とは、ともに偵察に行き、他の偵察者が恐れる中、ヨシュアとカレブだけは乳と蜜の流れる地だと訴えたときのことです(民14:7-9)。彼らは同時にアナク人も目撃しています(民13:33)。巨人を見て恐れるどころか、85歳にもなって(10)、その意気や盛んなカレブです。同じユダ族の血筋なのでしょうか、ダビデゴリアテを見ても恐れて いませんでした(1サム17:26)。当然ヨシュアもその場にいて、同じものを目撃しています(民14:6)。ヨシュアはカレブを祝福し、ヘブロンを与えています(13)。やがてカレブはヘブロンのアナク人を約束通り追い払ったことが聖書に書かれています(士1:20)。そして、ユダ族がヘブロンを守り抜いたおかげで、ダビデの最初の王位は7年半の間ヘブロンで過ごしたとあります(2サム2:11)。カレブはヘブロンエルサレムという大切な相続地を開拓した勇士だと言えます(15:63)。