イザヤ13章 軍隊を召集しておられる

イザ13:4「聞け。おびただしい民にも似た山々のとどろきを。聞け。寄り合った王国、国々のどよめきを。万軍の主が、軍隊を召集しておられるのだ」
これは「バビロンに対する宣告(1)」だとありますが、「主の日(9)」が含まれる部分は終わりの時代だと考えられます。主がバビロニアを使ってユダをさばいたのは明白ですが(2王24:16)、バビロニアが主の目にかなっていたかは別の問題です。アッシリアのようにヨナを遣わして、警告することもできたでしょう(ヨナ3:4)。しかし、ここにはもう1つの意味が隠れており、太陽が暗くなるのは終わりのときです(ヨエル2:10、アモス8:9)。イエス様も再臨の前に太陽が暗くなることを述べています(マコ13:24)。このとき主は軍を招集します。イエス様は「十二軍団」を持っており、さらにそれよりも多くのみ使いを支配しておられます(マタ26:53)。黙示録では大バビロンは一瞬で滅びると書かれています(黙18:21)。そして、BC539年のメディア人による(17)バビロン滅亡もあっという間の出来事でした(ダニ5:30)。神の指による「メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン」という警告が、終わりの時代にも壁に書かれるのでしょうか(ダニ5:25)?