イザヤ44章 知識も英知もないので

イザ44:19「彼らは考えてもみず、知識も英知もないので、『私は、その半分を火に燃やし、その炭火でパンを焼き、肉をあぶって食べた。その残りで忌みきらうべき物を造り、木の切れ端の前にひれ伏すのだろうか』とさえ言わない」
木は大雨によって育てられ(14)、雨は天地を造られた神によってコントロールされています(24)。その木を火にくべ、パンを焼こうが肉を食おうが人間の自由ですが、偶像を作るのは知識の欠如からくるものです(19)。神によって育てられた木によって神を作るのは愚の骨頂としか言いようがありません。「人間を造った神」と「人間が作った神」とでは全く違います。それらを拝む人たちは「恥を見る(11)」ようになります。「あなたを母の胎内にいる時から形造って(2)」とありますが、パウロは「世界の基の置かれる前から(エペ1:4)」という表現を使っています。どちらも生まれるはるか前から私たちに目を注がれ、計画をされていたことを示しています。クロス王(28)は自分の生まれる150年も前から、その名を呼ばれ、自分の人生に計画があることを聖書から知ったのです。聖書には主は彼の霊を奮い立たせたとあります(エズ1:1)。