イザヤ61章 花嫁のように

イザ61:10「わたしは主によって大いに楽しみ、わたしのたましいも、わたしの神によって喜ぶ。主がわたしに、救いの衣を着せ、正義の外套をまとわせ、花婿のように栄冠をかぶらせ、花嫁のように宝玉で飾ってくださるからだ」
「花嫁」のヘブル語は「kallah(カラー)」が使われ、「義理の娘」あるいは「息子の嫁になった女性」という意味があります。またギリシャ語では「lampros(ランプラス)」が使われ、もともとの意味は「輝く」とか「白い」という形容詞です。黙示録では花嫁は白い亜麻布の衣を着ることが許され、その布は聖徒たちの正しい行いだと書かれています(黙19:8)。聖いのは罪が赦されたためですが、その上に正しい行いを着るなら、もっと神に喜ばれるでしょ う。花嫁はそのようにして整えられるのです。バプテスマのヨハネはイエス様が花婿となり、救われた者が花嫁となることを弟子たちに告げています(ヨハ3:29)。ヨハネは花嫁が着飾ることを見ており(黙21:2)、イザヤの預言と一致していることがわかります。どの国でも結婚する時に花嫁は着飾ります。それはお祝いの意味もありますが、人生で最も祝福された瞬間を喜ぶときでもあります。ヨハネもイザヤも「花嫁」が終わりの時代に大切なキーワードになることを理解していました。