詩篇150篇 息のあるものはみな

詩150:6「息のあるものはみな、主をほめたたえよ。ハレルヤ」
詩篇148篇では「獣よ。すべての家畜よ。はうものよ。翼のある鳥よ(148:10)」とあり動物に主を賛美させよ、とあります。さらに火や雹(148:8)、山や木(148:9)に至るまで主をほめたたえよと書かれています。ここでの「息のあるもの」は命を持つものすべてを指しています。それは動物も例外ではなさそうで、聖書では「野の獣、ジャッカルや、だちょうも、わたしをあがめる(イザ43:20)」とあり、詩篇だけが動物が主を賛美することを言っているようではなさそうです。その中でも「海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように(創1:26)」とされた人間ならばなおさらのことです。息をしていない人などいませんから、この世に生まれた限りは主をほめたたえなければなりません。動物や植物に神を礼拝させる前に、まず地を支配する人間がそのお手本を示さなければ動物たちも従わないでしょう。それには全世界に福音が宣べ伝えられなければなりません(マタ24:14)。なぜなら神がすべての人が救われることを望んでいるからです(1テモ2:4)。現在では犬や猫が神を賛美することは考えられないですが、やがてお互いに争わずにともに主を賛美する日がくるのだと思います。