エレミヤ3章 かたくなな心のままに歩むことはない

エレ3:17「そのとき、エルサレムは『主の御座』と呼ばれ、万国の民はこの御座、主の名のあるエルサレムに集められ、二度と彼らは悪いかたくなな心のままに歩むことはない」
現在のイスラエルには「帰還法」という法律があり、他国にいるユダヤ人たちを受け入れられるように工夫されています。その中には「ユダヤ人」の定義があり、大きく分けて2つの条件を満たせばユダヤ人と認められます。その1つはユダヤ教徒であること、もう1つは母がユダヤ人であることです。アメリカのトランプ大統領の娘イバンカ氏は、ユダヤ人クシュナー氏と結婚するためキリスト教からユダヤ教に改宗しました。もし、彼女がイスラエル国民になりたいと願うなら、あり得ることです。同時にこの法律を逆手にとったアラブ系難民がユダヤ教に改宗し、イスラエルに移民しようとし、当局も頭を抱えています。また、アメリカ系ユダヤ人は、ユダヤ人の半数近くを占め、イスラエルに大きな影響を与えています。イスラエルでは同性の配偶者控除を認め、年金に関する権利もあり、同性婚をほぼ容認する形になっています。イスラエルが核保有国となり、まず大きな戦争もなく平和な状態です。しかし、エレミヤの言う「悪いかたくなな心のままに歩むことはない」という状態なのかははなはだ疑問です。