白い衣のふたり

使徒1:10「イエスが上って行かれるとき、弟子たちは天を見つめていた。すると、見よ、白い衣を着た人がふたり、彼らのそばに立っていた」
新約ではイエス様と天使が同時に現れることはありませんでした。白い衣を着たふたりは、ミカエルとガブリエルだと言われています。イエス様が復活した後に墓に現れたふたりも彼らでしょう。福音書では少し表現が違いますが「その衣は雪のように白かった(マタ28:4)」「真っ白な長い衣をまとった青年(マコ16:5)」「まばゆいばかりの衣を着たふたりのひと(ルカ24:4)」「ふたりの御使いが…白い衣をまとってすわっている(ヨハ120:12)」彼らはイエス様が去った後に現れ、メッセージを伝える役目を負っています。1回目は「復活」の宣言です。そして今回「再臨」の宣言がされるのです(11)。聖書の中ではほんの一言の言葉ですが、ふたりの役割は重大です。特に「あなたがたが見たときと同じ有様で」は深い意味を持つと思います。世界が不安定になり神を求めるときが来るでしょう…それがサインです。