栄光ははぎ取られ

イザ3:14「こうして、良いかおりは腐ったにおいとなり、帯は荒なわ、結い上げた髪ははげ頭、晴れ着は荒布の腰巻きとなる。その美しさは焼け傷となる」
聖書ではよく上のものが下に、下のものが上に…という原則を目にします。人の上に立つことは気持ちのいいものです。逆に人の下にいて、圧力を受けるのは心が休まりません。イエス様は人の上に立ちたいなら、仕えるものになりなさい(マタ20:28など)、と言われました。逆に言うと人に仕えることができないなら、人の上に立つべき器になり得ない、ということです。ただ人に指図するだけなら、簡単でしょう。もし、思いやりがなければ、従う人は苦痛に思うだけです。そういう指導者には、今日の御言葉のようなことがおきるのです。一時的に栄光を得ても主の前では、小さな小さな虚栄でしかありません。心から神と人を愛せるようになることこそ、クリスチャンの目的であり、律法の完成形だからです。