足の毛までも剃る

イザヤ7:20「その日、主はユーフラテス川の向こうで雇ったかみそり、すなわち、アッシリヤの王を使って、頭と足の毛をそり、ひげまでもそり落とす」
アハズ王は「しるしを求めません(12)」と言いますが、イザヤは1つのしるしをアハズに告げます。それがあの有名な処女が身ごもり、男の子を産む…という、キリスト預言でした。アハズはアッシリアに助けを求めたことで、一時的にユダ王国を守ることができましたが、アッシリヤの偶像を受け入れたり、貢物を送ったことで、やがて北イスラエルとの戦争を余儀なくされます。「頭と足の毛をそり、ひげまでもそり落とす」とありますが、頭とひげは、ナジル人の誓いのしるしで、髪の毛やひげのない人は神に誓願を立てられない、不信仰なものと見られました。また足は、「急所」とも訳すことができ、恥ずかしい部分の毛をそり落とすことで、これもやはり恥をさらけ出す、という意味になります。アッシリヤは主が送ったかみそり、だと書かれています。信仰をしっかり持たないと、主が用意したかみそりで恥を多くの人にさらけ出すことになります。しっかりと守るべきものを守っていきましょう。