その中の残りの者

イザヤ10:22「たとい、あなたの民イスラエルが海辺の砂のようであっても、その中の残りの者だけが立ち返る。壊滅は定められており、義があふれようとしている」
クリスチャンがすべて選ばれた者であり、すべての人がキリストの人格にたどり着くわけではありません。イスカリオテのユダのように、イエス様の弟子でさえ、失敗してしまうケースがあります。たとえ、海辺の砂のようであっても、その中の残りの者だけ…というのは深い意味があると思います。量ではなく、質を問われるのがクリスチャンの世界です。毎週教会に通い、礼拝に出席することがクリスチャンの役目ではありません。霊とまことによって礼拝することが必要です。そして神を愛し、人を愛することを実践すること。神と交わりを保ち、神のために働くようになる…なかなか、クリスチャンも大変です。しかし本気で神を信じ、交わっていくなら、その人の人生は必ず変わっていきます。神に拠り頼むを、主が見捨てるはずがないからです。その中の残りの者とは、形式的なうわべだけのクリスチャンではなく、神との真剣な交わりを持つ選ばれたクリスチャンのことだと思います。「残りの者」に数えられたいものです。