任命の目的

マコ3:14-15「そこでイエスは十二弟子を任命された。それは、彼らを身近に置き、また彼らを遣わして福音を宣べさせ、悪霊を追い出す権威を持たせるためであった」
この御言葉によると任命には3つの目的がありました。1つは身近に置くこと、2つ目は遣わして福音を宣べさせること、3つ目は悪霊を追い出す権威を持たせるためでした。クリスチャンになり、キリストの弟子になるならこれらのことが可能になるはずです。終末には神の権威は回復されます。いま多くのクリスチャンは聖霊によって目覚め、実は霊の領域でも権威があることを知ろうとしつつあります。新約のペテロやパウロが生きていた時代だけに、悪霊を追い出せたわけではありません。また特別なたまものがある人だけが悪霊を追い出せるわけでもありません。聖霊と交わり、聖霊と共に生きるなら、悪霊を見分ける力も与えられます。目に見えない領域を扱われるのを最も嫌がっているのは悪霊本人です。クリスチャンにその領域は力が及ばないと思わせているのは悪霊です。だまされないようにしましょう。私たちには権威が与えられているのです。