バルテマイ

マコ10:52「するとイエスは、彼に言われた『さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです』すると、すぐさま彼は見えるようになり、イエスの行かれる所について行った」
聖書に名前が残るのは名誉なことです。盲人の乞食バルテマイはその名前を残し、現代の私たちにも何が大切かを教えてくれています。「バル」○○とは、○○の子という意味で、テマイの子がバルテマイです。同じいやしでもベツサイダで盲人を見えるようにしたのとは大違いです。つばをして、手を目に当てて…イエス様はいやすのに時間がかかっています(8:23)。バルテマイは質問を受けただけです。「何をしてほしいのか(51)」…たったこれだけです。8章のベツサイダの盲人には、いやされても誰にも言わないように戒めています(8:30)。しかしバルテマイには「行きなさい」と言っています。どこへ?どこでも好きなところへ、です。信仰があり、いやされる時に神の栄光が現れた者たちには、多くの人の前に出るように勧めています。バルテマイが選んだ「行く」ところは、イエス様の行かれるところでした。