へりくだり、心砕かれ

イザヤ66:2「これらすべては、わたしの手が造ったもの、これらすべてはわたしのものだ―主の御告げ―わたしが目を留める者は、へりくだって心砕かれ、わたしのことばにおののく者だ」
神でなくても、高慢な人とは一緒にいたくないものです。人の輪に入るなら、自分のポジションを気にするでしょう。人は誰しも認められたいと考えています。他人より勝り、称賛を受けるなら、人の心はどんどんエスカレートしていくでしょう。次には他人を思い通りにしたいと考え始めます。権威あるものが、そのように増長するのを理解することは難しいことではありません。世の中にはそのように高慢になる人々で、溢れかえっていますから。しかし聖書の教える、権威ある者の姿はまったく別です。イエス様の弟子たちも、何度か「誰が一番偉いのか」と論議しています。言葉使いが丁寧なだけではだめです。心から人に仕える姿を見せなければ、多くの人は納得しないでしょう。神のあり方を捨てることはできないとは考えなかった主こそ(ピリ2:6)、褒むべきお方です。主をむち打った人をも裁かず、許そうとなさったのです。