強い酒

民28:7「それにつく注ぎのささげ物は子羊一頭につき四分の一ヒンとする。聖所で、主への注ぎのささげ物として強い酒を注ぎなさい」
強い酒を人が飲むことは聖書で禁じられています(レビ10:9)。穀物のささげ物はオリーブ油を混ぜた小麦粉で和解のささげ物をするときは、パン種を入れないパンを作ります(民6:17)。パン種がないとせんべいみたいですが、油が入っているならおいしいと思います。穀物のささげ物にはすべて塩が付けられます(レビ2:3)。塩は絶対必要なものです。山羊や羊をささげる時は、脂肪はすべて燃やします。さらに強い酒を注げというわけです。おいしいところは全部ささげよ…とも取れます。世の楽しみや快楽をすべてささげるなら、それは主との和解になるのです。酒は放蕩を招きます。脂肪は我々の肉の欲の象徴です。そしてパン種は、罪の象徴です。ささげ物の霊的な意味は別にして、ささげ物を並べて宴会を開くなら、とんでもないドンチャン騒ぎができるでしょう。それは人生の中の大切なエッセンスです。快楽を知るから、それをささげる難しさを悟るのです。それと引き換えにするものには多大な期待と犠牲が伴います。主にはすべての快楽と引き換えても、おつりがくる価値がありませんか?