仮庵の祭り

民29:7「この第七月の十日には、あなたがたは聖なる会合を開き、身を戒めなければならない。どんな仕事もしてはならない」
当時の7月は現在の10月となり、仮庵の祭り(別名収穫の祭り)のことが命じられています。1日にラッパをもって、この祭りはスタートします。1日は休日です。次は10日です。10日目も休日となり、身を戒める日としなければなりません。そして最後に15日目です。この日から8日間祭りは続きます。文面の通りだと、15日に休み、7日間祭りを行います。8日目には再び、休みになりこの祭りは終了となります。休みからスタートして、6日祭りがあり(この時点で最初の日とあわせて7日間)、そして8日目に再び休みとなる…1+6+1…この繰り返しです。安息から始まり6日働き、また安息に入る。これはまさしく主のご性格を表わしているものです。仮庵の祭りはエジプトから逃れたときに、荒野で過ごしたあの辛い日々を忘れるなという戒めです。しかしこの祭りの中心には6日働いて、1日休むという、神のご性格そのものが繁栄されているのです。