神の奥義にはかなわない

1コリ2:7「私たちの語るのは、隠された奥義としての神の知恵であって、それは、神が、私たちの栄光のために、世界の始まる前から、あらかじめ定められたものです」
「私たち」というのは人のことです。人の栄光のために、世界の始まる前から…というのは、天地が造られたときから、神の計画はスタートしていたという意味です。世の初めから、人を造ることが計画され、人が罪を犯すことを知り、その購いのためにご自分の命を捨てることを決心していた…とも取れます。この奥義はものすごいことを語っていると思います。誰が神の領域を超えて誇ることができるでしょう?全世界の富と権力、知恵を手にしても、神が存在しない世界なら意味がありません。そういう意味においては、支配者たち(6)が目にしてきたものは、一過性のものであり永遠には続かないものです。富に囲まれている人は幸福そうに見えますが、本当にそうでしょうか?3億円の宝くじが当たったら、生活は一変するでしょう。何のプレッシャーもなく、ストレスのない人生が人に与えられた歩むべき道なのでしょうか?金持ちが救われることは難しい(マタ19:23)、とはイエス様が言われた真理の言葉です。