関係を強固にする

2歴32:26「しかしヒゼキヤが、その心の高ぶりを捨ててへりくだり、彼およびエルサレムの住民もそうしたので、主の怒りは、ヒゼキヤの時代には彼らの上に臨まなかった」
ヒゼキヤの改革は、その場限りのものではなく、改革がなされた後でも心を低くして主に仕えました。それゆえに主の怒りはヒゼキヤの時には下されなかったのです。エルサレムの民も王に従いました。ヒゼキヤの思いや行動が民にも伝わったからです。指導者が固く立つことがいかに大事かを表している箇所だと思います。指導者が落ち込んだり、やる気が失せるなら、それはすぐに周りの人に伝わります。かと言っても、ずっと霊に燃え続けることも難しいことです。しかし主は必ず、どん底から引き上げてくださり、もう一度力を与えてくださいます。今は苦しくても、信仰を捨てないことです。主への信頼は、主の最も喜ばれるいけにえだと思います。口でどんなに「私は主を愛します」と言っても、主はすべてをご存知です。人生につまづいたなら素直に「助けてください」と言うべきでしょう。主は頼られることを苦に思う方ではありません。それどころか主を頼ることを心から望んでおられ、人生の不思議を語り合うことを楽しみにしておられます。主との関係は、苦しいときこそ強固にされるからです。