古い皮袋

ルカ5:37「また、だれも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は皮袋を張り裂き、ぶどう酒は流れ出て、皮袋もだめになってしまいます」
ぶどう酒は聖霊のたとえで、皮袋は人のことです。新しい人は、新しく生まれ変わった人で、ボーンアゲイン・クリスチャンのことです。その人は、新しく神の教えを学ぶためののりしろが多く余っています。反対に古い皮袋、すなわち古い人は自分の学んできた世の教えでいっぱいです。彼らには、新しいものを受け入れる容量がありません。まず、自分を捨てることです。古い人の心はいつも自分でいっぱいです。聖霊が働くスペースを自分の中に作りましょう。「自分が、自分が…」と我がままを通すのでなく、聖霊が目一杯活躍する機会を差し上げましょう。そうすれば人知を超えた不思議な体験と共に、神の栄光を見ることができます。人の思いが神の思いに到達するには、一生かかってもできないかもしれません。だから神は聖霊をお遣わしになったのです。聖霊が与えてくださる思いは、決して父なる神、そしてイエス様の思いから逸脱しません。自我が出てきて、また古い自分に戻っていませんか?