プラス75日

ダニ12:12「幸いなことよ。忍んで待ち、千三百三十五日に達する者は」
ヨハネの黙示録では42ヶ月(黙13:5)、と書かれており、1260日の計算になります。多くの聖書研究者はダニエルの75日多い終末の預言を、艱難後に何かあると考えています。つまり艱難が過ぎ去ったから、すぐに再臨、あるいは神の国の到来になるわけではなさそうです。黙示録には、千年王国のあともう一度最終決戦があることが書かれています(黙20章)。さらに、神の国のまわりには国々が存在し、多くの人たちが生きていることがわかります。千年の後にサタンはふたたび解き放たれ、諸国の民を惑わすのです(黙20:8)。黙示録に書かれてある、プラスアルファのことが、おそらくダニエルの預言にもあると思います。「75日」に何があるかはわかりませんが、その日にちに達するものが幸いだと書かれています。試練が通過しただけで喜んでいてはだめです。心を引き締め、耐えしのぐ信仰が与えられたことと、脱出の道をあらかじめ用意されていた主のご計画を賛美するべきだと思います。