リーダーの責任

2ペテ1:20「それには何よりも次のことを知っていなければいけません。すなわち、聖書の預言はみな、人の私的解釈を施してはならない、ということです」
1992年に韓国のキリスト教団体「タミ宣教会」の牧師、李長林が「1992年10月28日にこの世は終わる」と主張し、終末の日までに全財産を捧げるように信者に要請したことがありました。結果は、2011年の現在を見てわかるように、何も起きませんでした。20年も前の出来事ですが、逆に言うならたった20年前の出来事とも言うことができます。教団の代表は、まさしく私的解釈を施したのです。本当に聖書を研究し、聖霊と交わっている人なら、この日にこの世が終わってしまうかどうかは理解できたはずです。そういう意味においては、リーダーに役割は大きいのです。一人一人が聖書に通じ、たとえ牧師の言葉であっても聖書から外れるような言葉には正しい判断ができれば最高ですが、なかなかそうはいかないと思います。それゆえに、人に上に立ちみ言葉を取り次ぐ人には、責任があることを十二分に理解していただきたいと願います。