高くされるなら

1ペテ5:6「ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです」
ちょうと良い時とはいつでしょうか?原語ギリシャ語では「Kiros(カイロス)」という言葉が使われており、もちろん「ちょうど良い時」という意味もありますが、「測ってみると」などという意味もあり、主がいつも機会を測っておられることがわかります。そのため、ペテロはいつもへりくだることを薦めているのです。高められるのは、本来、主の栄光であり私たちではありません。それでもへりくだる者を見ておられる主は、決して私たちを忘れずにいてくださり、機を測っている人を高みに持ち上げて下さるのです。それはずっと、人を蔑まず、尊敬し、どんなに悪口を言われても怒らず、善を持って人に接する人に与えられる称号だと思います。単純な話、高くなるには低いところにいなければなりません。まだまだ、ビルの真ん中にいながら高めて欲しいと思うなら、その思いこそへりくだって砕かれなければならないでしょう。