黙2:15「それと同じように、あなたのところにもニコライ派の教えを奉じている人々がいる」
ニコライ派は2回出てきます(6)。さまざまな解釈があり、ニコライ派の本当の意味は断言できませんが、「私もそれを憎んでいる(6)」とあるように、主ご自身が忌み嫌う教えであることは間違いありません。多くの学者はキリスト教の教えの中に潜む、間違った解釈であろうととらえています。すなわち、この忠告は教会に宛てて書かれていることから、聖書にまつわる教えだろうと推測できます。それはどうしても教会の中から追い出さなければならないもので、7つの教会のうち2つの教会が受け入れていたものです。主が憎まれるのは、偶像を拝むもの(出20章)、高ぶりとおごりと悪の道とねじれた言葉(箴8:13)などです。教会の中で可能性が高いのはねじれた言葉だと思います。それらしい言葉なのに、本当の教えではない…サタンが使う常套手段です。他の教会にもあるように、サタンの影響を受けない教会はありません。世の終わりには、よほどの注意力がなければ、捻じ曲がった教えに翻弄されてしまいます。聖書の忠告に耳を傾けましょう。