まもなく7つ目のラッパ

黙10:7「第七の御使いが吹き鳴らそうとしているラッパの音が響くその日には、神の奥義は、神がご自身のしもべである預言者たちに告げられたとおりに成就する」
7つのラッパが吹き鳴らす前に、ヨハネは7つの雷が言ったことを聞いています(4)。この言葉は封印され、逆に巻き物の封印は解かれ、巻き物は開かれました。巻き物は聖書のことだと思います。聖書に隠されている奥義が、初めて解き明かされるのです。巻き物を食べるは、御言葉を食べることと同じことだと思います。つまり、生ける言葉が人の血となり肉となり身についていくという意味です。しかしヨハネが食べた巻き物は、口には甘いが腹には苦い…と書かれています(10)。口は語る場所で、腹は消化する場所です。語るには甘く、耳に聞こえが良いが、消化するすなわち行うには苦い、つまり難しいということです。御言葉を聞いていつも「アーメン」と言っていても、いざとなると行いが伴わない…という風に聞こえます。しかし苦味を超えた後に、奥義がすべて成就するのです。