ヨブの名言

ヨブ1:21「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな」
誰もがこの言葉に感動し、もしヨブのような信仰を持てるならどんなに主に喜ばれるだろうと想像するはずです。しかしその前に、主とサタンの会話があったことを忘れてはなりません。災いも主の許しのもとで行なわれていることがわかります。あるときイエス様に「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか(ヨハ9:2)」と聞いた者がいました。それに対しイエス様は「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現われるためです(ヨハ9:3)」と答えられました。どんなに悪いことが起きても、すべてが益につながるなら神をほめたたえることができるでしょう(ロマ8:28)。すべてに感謝できるのは、本当に神を信じている証しにもなります(1テサ5:18)。ヨブはこれ以降自分に降りかかってくる災難にも、何とか自分の信じる神を汚さないように最大限の注意を払って発言していきます。