試練の中のヨブ

ヨブ3:11「なぜ、私は、胎から出たとき、死ななかったのか。なぜ、私は、生まれ出たとき、息絶えなかったのか」
大富豪であったヨブに生きる意味を考えるときがきました。「死んだほうがまし」という言葉がありますが、ヨブには神に信頼し、祝福を受けた経験しかなかったようです。人生で苦しみが訪れるとき、自分はなんと不幸なのだろうと嘆くひとがいます。聖書では信じるものには懲らしめがあり、むちを打たれることもあることが書かれています(ヘブ12:5)。ヨブが生を受けたことを後悔するように、試練のときには人の心は傷つき、へこむものです。もし、試練のときに人の知恵で解決することを選ばす、誰かの助けを受けず、あきらめずに主を求めるなら、主は必ずその人に答えを与えてくださるでしょう。問題は試練を「罰」だと考えるひとたちがいることです。もちろん、罪をおかした人たちが自分の行動に責任を負うことは当たり前ですが、すべては主の計画の中にあります。早く気づいて、主に解決を求めるなら、ヨブの物語の奥義がわかってくるでしょう。