たくさん問題のあるときは

ヨブ8:13「すべて神を忘れる者の道はこのようだ。神を敬わない者の望みは消えうせる」
3人のヨブの友は、ヨブに災いがおきたのはヨブに責任があると言います。これに対してヨブは自分の潔白を訴え続けます。悪いことをしていないのなら、なぜ神はヨブを退けるような災いを下したのでしょうか?ヨブ記を呼んでいる読者は気づいていますが、最初に神とサタンの会話があったからです。つまりヨブに与えられた試練は、前もって神ご自身が計画なされていたことです。ヨブは友の訴えに、心を動揺させます。神は正しい者の訴えを決して退けないことを知っていたからです。それにしても、一度にあまりにも多くのことが起きてしまいました。主はこのように、ひとつだけでなく複数のテストを一度に用意している場合があります。問題が多いと祈りの時間が分断され、あたかもひとつの問題に少ない時間しか取れなく、充分に祈れないと思うときがあります。主は「時間」ではなく、「心の中」を見ておられるのです。たくさんの祈りでなく、信仰による祈りを望んでいると思います。