杖は聖霊?

出17:5「主はモーセに仰せられた。「民の前を通り、イスラエルの長老たちを幾人か連れ、あなたがナイルを打ったあの杖を手に取って出て行け」
モーセとアロンの杖はやがて「アロンの杖」と呼ばれ、契約の箱の中に収められました(ヘブ9:4)。杖は権威の象徴で、12部族の長はそれぞれ1本ずつ杖を与えられました。特にレビ族の杖にはアロンの名前が刻まれ(民17:3)、つぼみを出し、花をつけ、アーモンドの実があったと書かれています(民17:8)。この杖は戒めのしるしとなり、民が死ぬことがないように箱に収められましたとあります(民17:10)。また、イエス様が弟子たちを宣教に送り出したとき、杖以外は何も持たないように注意しています(マコ6:8)。権威の象徴であり、罪を裁き、いのちに導く杖は、大きく取り立たされていませんが、とても重要な役割を果たしています。現代のクリスチャンは杖を携えて教会に行きませんが、み言葉を実践するには神のみ言葉の権威が必要です。聖霊が心に入ったとき、杖となりわたしたちを支え、罪を知らしめ、み言葉を実現させるための役割をしているのだと思います。