贈り物を受け取るとき

出23:8「わいろを取ってはならない。わいろは聡明な人を、盲目にし、正しい人の言い分をゆがめるからである」
日本は贈り物と接待の国です。裁量を任される責任者は、決定を受ける人たちから金銭、食事、遊興などの接待を受けます。それにより、優先的に自分たちにより良い判断をしてもらうためです。警察、裁判関係者、税務署などわいろを絶対に受け取ってはいけない職業もあります。彼らの判断に偏った考えが入ってはいけないからです。聖書は、わいろは聡明な人を盲目にする、と教えています。公正さは誰にも曲げられることはできません。神が生きておられることを義とするなら、それを信じる信仰に正しさがあるのです。なぜなら、神が正義であり、神のみ心が最も公正だからです。真実なるお方を信じることによって、もはや自分が判断するのではなく、神に裁量をゆだねることができます。「信じる」ことは、判断を誤る自分を殺し、絶対間違えないお方を生かすことです。わいろが自分の生活に入ってくることによって、この信仰が失われては大変です。プレゼントを受け取るときは、裏に悪意や策略がないかを見ることもクリスチャンの仕事だと思います。