血の汚れ

レビ12:4「その女はさらに三十三日間、血のきよめのために、こもらなければならない。そのきよめの期間が満ちるまでは、聖なるものにいっさい触れてはならない。また聖所にはいってもならない」
合計40日間、汚れたものとして神から離されます。40は、試練や訓練のための数字で聖書ではたびたび登場する数字です。子供を生むことは祝福なのになぜ女は離されるのでしょうか?それは出産には血が伴い、血をさわることは汚れることになるからです。そうでなくても、女は月経があるたびに汚れを清めるために一定期間離れて暮らさなければなりませんでした。実際には、月経や出産は出血のため体力を失いやすく、回復のために休養したほうが良いとされています。特に出産した女性は数日入院して、健康面を回復させることを現代の病院でも行っています。神の命令の中には、当時の医学的知識の未熟さから強引に見えるものもありますが、現代のわたしたちがその理由を考えるとき、実に合理的で理にかなっているものが多いです。創造主であられるお方が、自分で設計した体の仕組みをよく知り、より良い方向に導こうとしておられます。主を信頼するなら、すべてのことは良い結果に結びつくはずです。すべては信仰です。